教育について語ります

教育制度についてのこと

国によって教育制度というものは違います。
例えば、イスラム教国では、コーランの勉強がありますし、キリスト教ですと聖書の勉強があります。
日本の場合は政教分離をしていますから、そうした宗教教育はないのですが、キチンと義務教育というものを実施しています。
具体的には、小学校の六年間、中学校の三年間の計九年間が義務教育になっています。
これは国民の三大義務とも大きく関わっています。
国民の三大義務というのは、勤労、納税、子女に普通教育を受けさせる義務です。
この受けさせる義務、というのを間違えて覚えている人があります。
これはあくまで親の義務であって子供が義務教育を受ける義務を規定しているわけではないのです。
そのあたりを履き違えないようにすることが重要であると言えます。
それと中学校を卒業しても大半の人は高校に進学します。
さらに高等教育として、大学というものがあります。
最近は大学への進学率もかなり高くなっていますから、大卒の人もそれほど珍しいものではなくなってきています。
言うまでもありませんが、それには学費がかなり掛かります。
日本では奨学金制度がそれなりにしっかりとしていますし、またかなり優秀ですと貸付ではなく、給付という形で学費を受け取ることが出来ることもあります。
ですから、優秀な人材が十分に高等教育を受けることができる土壌がありますし、最低限の義務教育もしっかりとしていますから、多少、貧富の差によって受けられる教育の質に差はありますが、それは致命的なものではなく、努力や才能で覆すことができるものです。
教育というものは、機会の平等という社会理想を実現するのに非常に重要なものなのです。
ですから、教育制度というものは、社会の不平や不満を解消する為に必要なものなのです。
日本は昔から識字率が高かったのですが、それでも身分制度はあったのです。
しかし、明治維新後には身分もなくなり、教育の成果によって社会的成功ができるようになったわけです。